用語 |
説明
|
フォボス |
本作品の舞台であり、南北に伸びる世界最大の大陸。大きく「中央部」「北部」「南部」に分かれる。
中央部は1年中穏やかな気候続く広大な平原がり、古くから人類が定住していた。
そのため、歴史ある大国はこの地域に集中しており、人口は大陸の5割を占める。
大陸南部は熱帯、乾燥帯の入り混じった地域であり、その厳しい環境のため、
最近までは人口も少なかったが、入植技術や食糧生産技術の発達により新興国を中心に人口が増加している。
大陸北部は1年の半分が豪雪に覆われる山岳地帯。
野生動物も少なく人間が住むには厳しい地域だが、中央部で滅亡した国の人間や追放された人間達の
末裔等が住んでいる。
大陸北部と中央部は大森林と呼ばれる大陸を横断する巨大森林地帯に分断されており、
現在戦線はこの大森林を挟んだ地帯を南北に移動する形で動いている。
|
エーテル |
世界を構成する要素、原動力。霊子とも呼ばれる。
ジオス帝国の静内サツキ博士によって、その存在が発見、提唱された新エネルギー。
理論上では無限に存在すると言われており、この発見によりフォボス大陸は長年苦しんだエネルギー問題を解決した。
ジオス帝国はこのエーテルの一元管理を名目に、大陸中に宣戦布告を行った。
|
コネクタ |
世界と意識を接続することで、先天的にエーテルを抽出・利用することができる特殊能力者。
エネルギーとして流し込むことで、エーテルを動力とする機械を操作したり、
身に纏わせることで肉体の強度や活力へと変換することができる。
遺伝的なものではなく、そのメカニズムは解明されていないが、
コネクタとして誕生する確率は男女間で大きな差があり、男性が10%を切るのに対し、
女性は99%がコネクタとして生まれる。
エリクシールや移動車両を始めてとして、現在ではほとんどの機器がエーテルを動力としてるため、
必然的にコネクタの社会的な立場は不動のものとなっており、相対的に女性の社会的地位が高い。
コネクタなしでエーテルを抽出、利用する方法は現在のところ発見されていない。
|
エリクシール |
エーテルを動力とする機動兵器の総称。
エーテルコンバータと呼ばれる動力を搭載しており、コネクタはコクピットを通して、
この装置にエーテルを送ることでエリクシールを操縦している。
この世界において戦争の常識を覆した兵器であり、現時点において最強の機動兵器。
一般的に人型の形状をしていることが多い。これは機体の形状を人型することがエーテルの
伝導率と操縦性を高めるのに最も有効なためである。
|